デーブ大久保杯争奪少年野球泰阜大会(11/5)
秋深まるこの時期、コロナ禍以前は毎年鎌田少年野球団が参加していた「デーブ大久保杯争奪少年野球泰阜大会」があります。子どもたちが元プロ野球選手で「デーブ」の愛称で知られる大久保さんと交流を深めることのできる大会ですが、4年ぶりにわれわれ鎌少メンバーも参加することができました。
朝6時に松本市内で集合し、30人乗りのマイクロバスに乗って泰阜村目指して出発しました。行きのバスの中は、みんな遠足気分。おやつが飛び交い、子どもたちの笑い声でにぎやかでした。大人たちも保護者同士のおしゃべりやバスの窓から眺める山の紅葉を楽しんでいるうちに1時間半のバスツアーはあっという間に終了。泰阜村総合グラウンドに到着しました。
始球式終了後、4ブロックに分かれてそれぞれ試合が開始されました。
われわれの今回の1回戦のお相手は、喬木少年野球団さんでした。
【デーブ大久保杯争奪少年野球泰阜大会 11/5】
11/5(日) 泰阜村総合グラウンド
喬木少年野球団 0 0 0 0 0 |0
鎌田少年野球団 0 0 3 1 2 |6
エースはこの日初球からストライクを取りに行くピッチングで、制球が冴えわたっていました。まずは、1回表のお相手の攻撃では、センターフライ、ショートゴロ、ライトフライをメンバーがそれぞれ自分の仕事を果たし、3者凡退であっという間にアウトにしました。
2回表の攻撃で、打ち取った当たりを仲間の送球エラーにより、1回だけ1塁セーフを許しましたが、それ以後はエースの打たせて取るピッチングが続き、お相手の当たりをショート、セカンド、ライト、ファースト、キャッチャーがそれぞれしっかり処理してアウトとし、2塁以降を踏ませない守りが続きました。終わってみれば、この日エースは完封勝利を挙げ、5奪三振、被安打ゼロのノーヒットノーラン達成、欲を言えば完全試合まであと一歩(ワンプレー)のさすがの投球でした。
今回のお相手の攻撃では、二遊間への当たりが集中しました。特に3回表のツーアウトで迎えた1番打者による痛烈な二遊間への打球をわれわれのショートが体を使ってストップ。すかさず1塁へ送球し、アウトにした守備には目を見張るものがありました。
また、この試合中に左中間、右中間への強い当たりが3回もありましたが、どの当たりもヒットとなってもおかしくはない中、センターを守るスピードスターが猛ダッシュで追いつき、どの球もしっかりキャッチしてくれました。
われわれの攻撃は、3回の裏にデッドボールで9番バッターが塁に出ると、1番バッターによるレフトへの3ベースヒット、さらに続く2番バッターがなんとランニングホームランを放ち、この回一気に3得点を挙げました。
最終回。5回裏のわれわれの攻撃は1番から。1番バッターはまたも左中間を抜ける強い当たりで塁に出ると、本日ショートで好守備を見せていた3番バッターによるライトへのヒットで追加点を挙げることができました。
そしてこの試合でわれわれ鎌少のキャプテンは3安打の活躍で、自身初めてとなる猛打賞を記録することができました。
続く2回戦は多くのメンバーを入れ替えてSジャパンさんと対戦しました。不運なことに本日のアップ中にケガで足を負傷してしまった6年生メンバーを除く全員が代わる代わる試合に出場。1-6で負けを喫しましたが、守備でも打席でも多くのメンバーに弾けるような笑顔が見られました。
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今回の敢闘賞は、ファインプレーを連発したショートの6年生と、ランニングホームランを放ったセカンドを守る6年生。さらに本日の2試合目でレフトの守備につき、ファウルフライを追って果敢に飛び込んだ6年生に。
君たちのいつも野球と真摯に向き合う姿は、これから鎌田少年野球団を担っていく下級生のお手本となるはずです!
試合終了後、サインをねだってデーブ大久保さんを取り囲んだ鎌少メンバーに対し、大久保さんは快く対応してくださいました。
泰阜村の関係者の皆様。美しい農村風景の中、広いグラウンドで子供の笑顔が弾ける気持ちのいい大会を開催していただき、ありがとうございました。
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